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June 16, 2004 hana
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Sep. 8, 2004 hana

2004年06月02日

反戦・自衛隊派遣反対の人たちは、人質事件や今回の橋田さん・小川さんたちの死を利用している

彼らの死や事件を、政治的な思惑に使うべきでない、という意見は、人質事件のときも目にしました。例えばある遊園地に、欠陥のあるジェットコースターがあって、その欠陥が元で人が怪我したり亡くなったとします。その時、そのジェットコースターを作った企業・遊園地の会社に被害者が補償を求めたり、また被害者や消費者団体が、そういうことが起きない法規制を政府に求めたり、責任を求めたりするのは、事故再発を防ぐために当然のことだと思います。

もっとひどいケース。政府も世間も、その遊園地のジェットコースターは危ないと知っていたとします。ある人たちは何度も警告を発し、遊園地や政府に、そのジェットコースターの利用を中止するように求め続けているんだけど、遊園地も政府も何もしない。
そしてある時ついに事故がおきます。
ジェットコースターの利用中止を求めていた消費者グループ、それに賛同する他の人たちが、そのジェットコースターの利用中止と、そのような事故を防ぐための検査などの制度・法規制、そしてその責任を政府に求めることは当然です。

人質事件や小川さん・橋田さんの事件、これらを持ち出して、自衛隊を撤退させるべきだという人たちがいるのは、ジェットコースターの例と同じだと思います。
しかもこの場合、ジェットコースターのケースの後者です。
自衛隊派遣によってイラク人の反感を買い(自衛隊がやっているのはマスコミや政府がいう "人道復興支援" だけではありません。米兵や米軍の物資を運ぶなどの兵站活動=軍事活動をしています)、復興支援などできる治安ではなくなり、「人道復興支援」というものの中立的な立場があやうくされ、敵でもなんでもなく純粋に支援のためにイラクに入っている日本人までもが狙われるようなことになるだろうというのは、政府が自衛隊のイラク派遣を決める時に、それに反対する人たちもそう主張したし、復興支援のプロであるNGOの人たちも自衛隊派遣に反対する声明を出しています。つまりこうなりうることは予期されていたのです。
日本国際ボランティアセンター(JVC)が、12月9日予定のイラク自衛隊派遣基本計画の閣議決定を前に発表した緊急アピール文です。政府の自衛隊イラク派遣強行によって、結局この声明が警告する通りになり、まともな人道支援さえできなくなってしまいました。

「自衛隊派遣は、日本人を反米武装勢力の標的とする蓋然
 性を高め治安悪化を助長する恐れがある。また、自衛隊
 という軍隊による人道支援的な活動は「人道支援」の
 中立性という原則を損ない、他の国際NGOや人道支援団
 体の活動スペースを狭め、国連や赤十字などのイラクへ
 の復帰を遅らせるなどの影響が懸念される」

※ 他に自衛隊派遣に反対の声明を出したNGO・NPO:
自衛隊派遣に対する声明 NGOの活動を妨害するイラクへの自衛隊派遣に反対する
社団法人シャンティ国際ボランティア会
私たちは、人道支援に名を借りた「イラクへの自衛隊派遣」に反対します 特定非営利活動法人
シャプラニール=市民による海外協力の会

そういう可能性を指摘されながら政府は自衛隊派遣を強行しました。そしてその結果人質事件や襲撃事件が起きたなら、そうなる可能性や警告を無視した政府に対してその人たちが怒るのは当り前ではないでしょうか。またそれにより、ますます自衛隊撤退を強く求めるようになるのも当然です。自衛隊派遣がこれらの事件や死をもたらしたと考えているのですから。これ以上の被害者を出したくないと考えれば当然のことです。

事件を政治的な思惑に利用すべきでない、恣意的だ、という人のその主張こそが、死を政治的に利用する卑怯な立場だと私は疑います。
「自衛隊派遣の賛否に関わらず、自衛官たちを気持ちよく見送ってあげよう」と言って黄色いリボンをつけちゃう(付けさせちゃう)のとも似ています。
人の善意をくすぐって黄色いリボンを付けさせてしまう(それによって世論を動かして派遣の是非をなあなあにする)のはとても卑怯なやり方です。
またそれで付けてしまい、「おかしいな」と思いつつ「気持ちよく見守ってあげよう、そうすることにしよう」というのも無責任ではないでしょうか。いまリボンを付けている人のうちのだいたいの人たちの善意を私は疑いません。でも、自衛官の命や名誉を思い遣るならば、それは取るべき態度ではないと思います。
私たちはその派遣が間違っていると思うなら、自衛官の人権や命のことを考えても、断固として反対し続けていかなければいけないと思います(自衛官の人たちが正義でない任務に就かされることが名誉だと思いますか?)。
ましてやその派遣によって、罪の無い日本人の命が危険に晒され、イラクの人たちを傷つける占領軍に自衛隊を荷担させてしまっているのですから。

追記)
ベトナム戦争でたくさんの兵士が悲惨な死を迎え、その報道によってアメリカの反戦運動が大きく高まり、米軍が引き上げる大きな要因になったのは誰でも知っていることだと思います。
この時も、「兵士の死を利用すべきでない」といって、市民は黙って死を受け入れ続けているべきだったと思いますか?

政府のやっていることが間違っていると考えるなら、それを主張し政府に訴えることは当然のことだと思います。
柏村武昭さんは、「政府のやってることに公然と反対するなんて、反日的・反政府的分子だ」というかもしれませんが(そしてきっと後になって議事録から消してしまうのでしょう・・・)。



posted by hana at 02:54 | TrackBack(1) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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