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June 16, 2004 hana
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Sep. 8, 2004 hana

2004年05月24日

政治・社会全体に内在する排外主義・差別: 「ベトナム帰還兵の証言」復刊リクエスト投票お願いします

 この本は、アメリカ政府が実施した政策を暴露するために、ベトナム帰還兵が、戦場で行った戦争犯罪を自ら告白した記録の要約です。・・・・任意に設置できる自由発砲地帯、捕虜の虐待、ソンミだけではない村落の殲滅、農地の破壊、組織的な強姦、などの戦争犯罪を、アメリカ軍部は「上官の命令」として設定し、その遂行のために、兵士達を非人間化する体制をつくっていました。

・・・人間とはもともとこういう資質を持っているのではないか、という俗説も生まれます。
 しかし、そうではありません。軍部に根強い人種差別や性差別があり、それがアメリカの政治、社会全体に深く内在していたからこそ、インドシナ人民は人間以下の「グーク」にすぎないから殺しても構わない、という発想が容易に受けいれられてしまったのです。

 100人以上の証言の締めくくりとして語ったドナルド・ダンカン氏は、彼らが「軍隊にはいってはじめて人種差別になるのではありません。彼らは人種差別とともに成長する」のであり、「わが国の大学、高校、日常生活が新兵訓練に先立つ予備訓練に他なら」ず、アメリカ市民は「アメリカ合衆国はどんな国にでもはいりこんでいって、われわれだけの利益のためにその国の天然資源をもち出す天賦の特権を持っている」という考えを教え込まれてきた、と自らの苦渋から、問題の核心を明らかにしています・・・・

アブ・グレイブでの米兵によるイラク人虐待について、ムミア・アブ=ジャマールも似た指摘をしています(虐待で告発されている兵士の中に、ペンシルベニア州グリーン刑務所の看守だった人物が含まれている・・・)。
また、近年の在日外国人に対する政府や警察、マスコミの対応、今年2月16日から始まった法務省入国管理局の「不法滞在等の外国人情報」メール通報制度など、有事法制などの流れと合わせて考えると、こうしたアメリカ人の行為はとても他人事とは言えない気がします。

以下、どすのメッキーさんからの呼びかけです:
「ベトナム帰還兵の証言」復刊リクエスト投票開始しました!

 どすのメッキーです。

 本の復刊のご協力をお願いします。

■「ベトナム帰還兵の証言」(陸井三郎訳・編 岩波新書青864)

 この本は、アメリカ政府が実施した政策を暴露するために、ベトナム帰還兵が、戦場で行った戦争犯罪を自ら告白した記録の要約です。これを告白するのは、ひとりひとりの帰還兵にとって、戦場で行ったこと以上に辛いものだったと思われます。任意に設置できる自由発砲地帯、捕虜の虐待、ソンミだけではない村落の殲滅、農地の破壊、組織的な強姦、などの戦争犯罪を、アメリカ軍部は「上官の命令」として設定し、その遂行のために、兵士達を非人間化する体制をつくっていました。

 国内にいるときは想像さえできなかった残虐行為を、わずか数ヶ月の訓練でできるようになるのを、私達は不思議に思います。そこで、人間とはもともとこういう資質を持っているのではないか、という俗説も生まれます。
 しかし、そうではありません。軍部に根強い人種差別や性差別があり、それがアメリカの政治、社会全体に深く内在していたからこそ、インドシナ人民は人間以下の「グーク」にすぎないから殺しても構わない、という発想が容易に受けいれられてしまったのです。

 100人以上の証言の締めくくりとして語ったドナルド・ダンカン氏は、彼らが「軍隊にはいってはじめて人種差別になるのではありません。彼らは人種差別とともに成長する」のであり、「わが国の大学、高校、日常生活が新兵訓練に先立つ予備訓練に他なら」ず、アメリカ市民は「アメリカ合衆国はどんな国にでもはいりこんでいって、われわれだけの利益のためにその国の天然資源をもち出す天賦の特権を持っている」という考えを教え込まれてきた、と自らの苦渋から、問題の核心を明らかにしています。

 有事関連法案のなし崩し的衆院通過、それと平行して行われる平和運動への超法規的弾圧、そして教育現場での「日の丸」「君が代」の強制の強化、は、まさに、私達の日常生活を「新兵訓練に先立つ予備訓練」に変えてしまおう、(そうしなければ戦争は遂行できない!)とする策動に他ならないと思います。

 南京での虐殺も、ベトナムでの虐殺も、パレスチナでの虐殺も、イラクでの虐殺も、偶発的に起こったものではありえない。

 自分の国は大丈夫だ、と言っているときこそ、「新兵訓練に先立つ予備訓練」が始まっているときなのでしょう。

 邦訳が出てから数えても30年経ちますが、帰還兵の方々が今でも活発な反戦活動を続け、アブグレイブ監獄での捕虜虐待を中心に、イラク人に対するアメリカ占領軍の残虐行為が明らかになりつつある今、改めて読まれるべきホットな本だと思います。

 しかし、残念ながら、すでに絶版のようです。(><)。。。
 図書館では読めると思いますが、多くの人に今こそ読んでいただきたく、「復刊ドットコム」で、復刊リクエストの投票を開始しました。支持の投票が100件を超えれば、出版社との交渉権が獲得できます。
 ぜひ、下記ページで投票いただき、復刊のご協力を賜りますようお願い申し上げます。

   http://www.fukkan.com/vote.php3?no=24265

2004.5.23
どすのメッキー
mekkie@nifty.ne.jp
(転載以上)

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posted by hana at 11:05 | TrackBack(2) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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今月トレドブレード紙は、ベトナム戦争時の米特殊部隊・タイガーフォースが犯した無実のベトナム人の殺害や拷問、被害者たちの体の一部をネックレスとして身に着けるなどの残虐行為に関する報道によってピュリッツァー賞を受賞。タイガーフォースは最近イラクで復活された…
Excerpt: ベトナム戦争に3回従軍したデイビッド・アントゥーン元米空軍大佐の新聞への寄稿です: ・・・ベトナム戦争の場合のように、兵士の感性が「鈍化」されていれば、そして敵が「非人間化」されていれば、「敵」を殺す..
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Tracked: 2004-05-25 00:06

日本軍性暴力被害者の声に直接耳を傾けてください◇6/3,5[東京]フィリピン・中国の戦時性暴力被害者は訴える◇6/14福岡「戦時性暴力をなくすために」
Excerpt: イラクで米兵が行っている虐待は、日本人にとっても無縁ではありません。 いくつかの記事で指摘されているように、排外主義・差別がこうした他国民への残虐な行為へと繋がっています。 現在の日本の、政府自ら世論..
Weblog: Peace Event Calendar
Tracked: 2004-05-25 00:47
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