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June 16, 2004 hana
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Sep. 8, 2004 hana

2004年05月05日

3人の人質解放時の真実+人道支援ができない状態にしたのは誰?

日づけがかなり遅くなってしまいましたが、大切な内容を含むと思うので掲載します。
「イスラム聖職者協会のスポークスマンは次のように語った。
――犯人グループは同協会による人質解放の呼びかけを受け入れたが、そこに“仲介や交渉”はなかった。
――解放はもっと早く実現する予定だったが、他の人びとが“人質に危害を加えるおそれ”があったために遅れた。
――人質は日本政府機での帰国を断わった。
――イスラム聖職者協会は解放された3人に、あらためてファルージャを訪れ、彼ら自身の目で“アメリカによる組織的破壊の継続”を確かめるよう招待した。」

 郡山さんの「とどまりたい」という発言には、このような背景と文脈がありました。また、高遠さんの「(子どもたちへの支援を)続けたい」という発言は、「これからも」という一般的な意味であって、本気でNGO的な活動に取り組む人なら当然でしょう。

私の参加するMLのある人は書きました; 「これ(イラク人による犯罪の被害者になってもイラクへの支援や関わりを止めないということ)こそが 『テロに屈さない』ということなのではないか」と。

また、イラクで命を落とした奥参事官のイラク便りにもNGOに関する記述があります:
平成15年5月11日(日)
頑張れ日本のNGO!


 復興支援を行っていく上で、NGO(非政府組織)の役割はとても大きいものがあります。NGOによる支援活動はイラク国内での戦闘行為が収束する以前から始まっていたようです。まだ、ORHAがクウェートに設置されていた頃から、クウェートにあるHOC(人道活動センター)というところで、イラク国内の人道支援に関する情報交換が行われていたのですが、既にSave the Children FundやNorwegian ChurchといったNGOがウンム・カスルやバスラに入って活動していました。
 日本のNGOも負けていないようです。ピース・ウィンズ・ジャパンは湾岸戦争の時から北イラクを中心に広く活動を展開していると聞いていますし、私がバグダッドに移ってからもJENやJVC(日本ボランティアセンター)、ジャパン・プラット・フォームといった、NGOの方々ともお会いする機会がありました。みな、電気や水が供給されにくい状況の下で頑張っています。
 日本政府は、イラクへの緊急人道支援の一環として、草の根無償協力資金などでNGOの活動を直接支援することだけでなく、UNICEF(国連児童基金)やUNDP(国連開発計画)などの国連機関を通じた日本政府の支援に日本のNGOが参加を得ることも考えています。・・・・・、ここに日本のNGOの参加も得て、UNICEFのイラク人スタッフと一緒になって、学校の再建に協力することが出来れば素晴らしいことでしょう。そのような姿を見て、日本の若者が新たにNGOの活動に参加しようとするでしょう。今回の戦争を機に、日本のNGO活動という木が一段と大きくなっていくのが目に見えるようです。

今回日本政府や一部マスコミがやった人質被害者への「自己責任」バッシングは、「日本の若者が新たにNGOの活動に参加しようとする」意思や希望を励ますものでしょうか。
また奥参事官が書いているように、NGOや民間支援活動が十分成り立っていたイラクに、「自衛隊を派遣すれば危険になり、人道復興支援自体を阻害する」というNGOの警告(資料123)を無視して自衛隊を派遣し、「人道復興支援のための派遣」と言いながら、日本人NGOが安心して人道復興支援もできないような状態にしたのはどこの誰でしょうか。

「人道復興支援のための自衛隊派遣」が本物ならば、こんなことにはならなかったはずです。

以下全文転載です:
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[TUP-Bulletin] TUP速報288号 TUP論説】3人は解放後、ファルージャ訪問の正式招待を受けていた。04年4月18日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 あらためて、TUPメンバーでもある今井紀明さんを含め、5人の誘拐被害者全員の解放を喜びたいと思います。すべての関係者・支援者に感謝いたします。

 3人の解放後、本来なら喜びの素顔や第一声などを“自前”で(つまりアルジャジーラ映像の繰り返しでなく)伝えるべき国内メディアが独自取材停止状態になり、3人はまるで日本政府に拉致されたかのようです。反面、保護の労をとってくれたイスラム聖職者協会の解放時のコメントが、日本にははっきり伝わっていません。以下は、ヨルダンの通信社ペトラとイラクテレビの契約記者であるシリア人のカルドゥーン・アザーリ氏が、アルジャジーラ放送から直接聞き取って英訳したもので、複数の現地関係者も内容を確認しています。

「イスラム聖職者協会のスポークスマンは次のように語った。
――犯人グループは同協会による人質解放の呼びかけを受け入れたが、そこに“仲介や交渉”はなかった。
――解放はもっと早く実現する予定だったが、他の人びとが“人質に危害を加えるおそれ”があったために遅れた。
――人質は日本政府機での帰国を断わった。
――イスラム聖職者協会は解放された3人に、あらためてファルージャを訪れ、彼ら自身の目で“アメリカによる組織的破壊の継続”を確かめるよう招待した。」

 郡山さんの「とどまりたい」という発言には、このような背景と文脈がありました。また、高遠さんの「(子どもたちへの支援を)続けたい」という発言は、「これからも」という一般的な意味であって、本気でNGO的な活動に取り組む人なら当然でしょう。米軍攻撃下のファルージャで人道支援中に人質となり、無事に解放されたのち、いまもイラクにとどまって支援活動を続ける英国女性ジョー・ワイルディングさんを、英国が官民挙げて非難することなどありえません。
http://www.opendemocracy.net/debates/article-2-95-1843.jsp

 小泉民営化の元祖ともいえる英国のサッチャー首相は1982年、パリ・ダカール・ラリー参戦中の息子が行方不明になったとき、英軍を動員して捜索させ6日後に救出しましたが、野党でさえ費用弁済を求めたりしませんでした。政府の国民に対する援護義務とは無条件のものであり、法的拘束力のない退避勧告を盾に、なんの法的根拠もない「救出費用自己負担」論などを公僕が口にすることは、きわめて無責任かつ不見識だと思います。

 小泉政権ではなく日本の民衆への友好を表明しつつ、5人を無事解放してくれたイラクの人びとの信義に応えるためにも、私たちは引き続き不当な戦争、不当な占領、不当な自衛隊派遣を問う、思考の材料を提供していくつもりです。
                      4月18日  星川 淳/TUP

【参考】
*アルジャジーラ英文サイトの関連記事。放送した内容を抜粋してあるようです。
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/E5C00417-AE4D-470B-B7CD-F3A73945B3B6

*イラク便り〜頑張れ日本のNGO!〜
 平成15年5月11日(日)在英国大使館 奥参事官
 http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/staff/iraq/20030511.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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