殺すために、10-50人殺してもかまわない(付随的犠牲者)という
戦略が平気で行われています。私たちは、拉致された日本人同胞
のことも心配ではありますが、このような殺戮がどこの国からも
市民からも抗議も受けずに平然と展開されていること(イスラエ
ルと同じように)に、抗議の声をハッキリあげようではありませ
んか。米国はこのような攻撃をして、どこが民主主義の解放者な
のか!と。それこそが、テロリスト以上のテロリズムなのですか
ら。人命を尊ばぬ人道援助とは何か!と小泉に突きつけるのと同
じように!
(以下全文)
コリン@グローバル・ウォッチです。
近況をお伝えします。残念ながら、月曜の緊急声明5以降、今のところ、朗報に接することができません。
レバノンにいるグローバル・ウォッチの仲間とも連絡を取りました。
アルジャジーラのテレビ局では、聖職者が自称仲介者ドレイミはペテン師で、信用してはならないと表明したそうです。ドレイミについてはもうどんな人物か、はっきりしたと思います。
ファルージャ近辺では、誰が呼びかけているのか知りませんが、<西欧人を拉致しろ!>と呼びかけるビラがかなりまかれているといいます。反米勢力のみならず、恐らくこの混乱に乗じて跳梁している<ならず者>たちもいるようです。金銭目当てだけの人質事件もあるようです。現地では警察の機能がほとんどマヒした状態ですが、この責任も国際法を盾に取れば、アメリカ軍にあります。レバノンの仲間の知り合いは、カナダ人女性を家庭で預かっていたのですが、その家庭も危険なので他の家庭に移したということです。外国人の身辺の安全が非常に脅かされています。
とにかく、現在、ファルージャ近辺ではゲシュタポまがいの乱暴な捜索が行われ、一人の犯罪者を殺すために、10-50人殺してもかまわない(付随的犠牲者)という戦略が平気で行われています。私たちは、拉致された日本人同胞のことも心配ではありますが、このような殺戮がどこの国からも市民からも抗議も受けずに平然と展開されていること(イスラエルと同じように)に、抗議の声をハッキリあげようではありませんか。米国はこのような攻撃をして、どこが民主主義の解放者なのか!と。それこそが、テロリスト以上のテロリズムなのですから。人命を尊ばぬ人道援助とは何か!と小泉に突きつけるのと同じように!
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以上[aml 38928] 近況より
以下共同から:
「人質解放を約束」 イラク民主化組織
【パリ14日共同】イラクの民主化を求める政治組織「イラク国民民主化潮流(INDC)」のアブドルアミール・リカービ在外代表は14日、イラク日本人人質事件について「バグダッドのINDCメンバーが13日、犯人グループと接触した。(犯人側は)人質3人を解放すると約束した。人質の健康状態は良く、問題ない」と述べた。
パリで共同通信の取材に対し語った。しかし、リカービ氏によると、INDCメンバーが、拉致の犯人グループとの間を取り次ぐという仲介者と電話で連絡を取っただけで、直接、グループと接触したわけではないという。
リカービ代表はまた、「仲介者」が犯人グループといつ、どこで、どんな形で接触したかについては明らかにしなかった。